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コロナショックのFRB対応策

くみちょー
くみちょー
コロナショックへの緊急対応策として、FRBが大規模な金融緩和を行ったことは知っているよね?FRBなどの中央銀行が行う金融緩和には大きく分けて二つあるんだけど、今回の対応策を題材にどういう効果があるのか、そしていつまで継続するのかを考えてみよう。

FRBに対応策まとめ

くみちょー
くみちょー
下の図は3月に行われた、FRBの対応策の一覧だよ。
カス
カス
政策金利を下げることで、金融を円滑にして景気刺激効果を期待する、というのは良く耳にするけど、量的緩和のMBSとか政府機関債とかが少し難しいな・・・。
くみちょー
くみちょー
量的緩和というのは、ざっくりいうと市中にお金を供給するこなんだけど、MBSとか国債とか政府機関債というのは、その供給方法の違いに過ぎないんだ。MBSは住宅ローン担保証券という住宅ローンを担保として発行される債権で、政府系の金融機関に保証がついているものなんだ。住宅ローンというと長期間にわたって返済していくイメージがあると思うんだけど、その住宅ローンを担保とした債券を購入するということは、長期の金融マーケットに対してお金を供給したんだ、と捉えることができます、長期国債の買入もその点では同じ意味合いがあります。最近は、政府系の金融機関の保証があるとはいえ、民間債なので購入は避けられていたんですが、今回のコロナショックを機に再び買われ始めました。
カス
カス
その他のところの為替スワップやら海外中銀向けに行っている政策にはどんな効果があるの?
くみちょー
くみちょー
為替スワップは、自国通貨(日本なら円)を担保にドルを調達する手段として用いられる短期の金融手段なんだけど、日本や欧州のように自国の金利が低い国の銀行は、利ザヤを求めるために為替スワップなどの短期の市場を頻繁に使用するんだ。そこに流動性を供給してあげようというのがその他のところに書かれていることだよ。
カス
カス
金融緩和というだけあって、市場に流動性と量を供給することが大きな目的なんだね。
くみちょー
くみちょー
下の図はFRBの資産構成だ。直近資産を急拡大させているのが分かるね。
カス
カス
びゅん!ってしてるね。

金融緩和はいつまで続くか

くみちょー
くみちょー
FRBの資産推移を見てもらうとわかるけど、2019年に入って資産が一旦減少していっているのが分かるよね。これは、金融の正常化といって拡大していたバランスシートを縮小させようとしていたことを示しているよ。
カス
カス
なるほど。コロナショックの前はアメリカの経済状況もすごくよかったから、金融緩和をする必要はなかったってことだね。今回を機にまらバランスシートの拡大、特に長期の資金調達市場にお金を供給して米10年金利も1%を割ってしまっているけど、いつまで続くんだろうか?
くみちょー
くみちょー
下の図は欧州・米国等の各国のコロナ対応策の開始時期と終了予定時期などをまとめたものだよ。欧州ではロックダウンの一部緩和等が既になされているけど、ロックダウンを開始してから1~2ヵ月で感染者のピークアウトが始まっていることが分かっているんだ。
カス
カス
なるほど。そうすると米国でも今の予定通り5/15が一つの目途になりそうだね。欧州を追随して正常化に向かうのか、長期化してしまうのか。
くみちょー
くみちょー
そうだね。もし、長期化せずに無事に終息するのであれば2020年後半には経済成長に転じるとのレポートも多数出ているよ。というのも、繰越需要といって今回は通常のリセッションと違って需要が減退したわけではなく、経済活動の強制停止が原因なので、その反動で急速に経済活動が活発になるという点と、前述の大規模緩和も追い風になるだろうと思われるんだ。
カス
カス
なるほどなぁ。それをマーケットがいつから織り込んでいくのかという点と、本当に5月中旬をめどにコロナが終息していくのか、というのがポイントだね。

ところで原油すごいね

くみちょー
くみちょー
ところで、原油すごいね。ロングしてたんだって?
カス
カス
てめえが上がるっていうからだろ!
くみちょー
くみちょー
ばぶ